7つのロコチェックという簡単にロコモティブシンドロームかどうかをチェックする方法があります。
7つの質問に回答するだけで、チェックができ、1つでも当てはまれば、ロコモティブシンドロームの可能性があります。
この質問は運動器の機能が関係している質問が多いので、筋力や体力、バランス機能などが衰えてきているかどうかがわかるようになっています。
では、早速、やってみましょう!
☑ 片脚立ちで靴下が履けない
☑ 家の中でつまづいたり滑ったりする
☑ 階段を上るのに手すりが必要である
☑ 家のやや重い仕事が困難である
☑ 2kg程度の買い物をするのが困難である
☑ 15分くらい続けて歩くことができない
☑ 横断歩道を青信号で渡りきれない
いかがでしたでしょうか?
それぞれの項目がどんな運動機能の低下にあてはまるかを分析していきたいと思います。
☑ 片脚立ちで靴下が履けない
⇒バランス能力が低下していると考えられます。
☑ 家の中でつまづいたり滑ったりする
⇒筋力の低下、もしくは感覚障害や身体認知能力の低下で自分が認識しているより足が上がっていなかったりすることが原因の可能性もあります。
☑ 階段を上るのに手すりが必要である
⇒筋力の低下とバランス能力の低下の両方を併せ持っている可能性があります。
☑ 家のやや重い仕事が困難である
⇒全身筋力が低下していることとバランス機能の低下により物を持ちながら身体をコントロールする能力が低下している可能性があります。
☑ 2kg程度の買い物をするのが困難である
⇒筋力と体力が低下している可能性があります。
☑ 15分くらい続けて歩くことができない
⇒体力が低下している可能性があります。
☑ 横断歩道を青信号で渡りきれない
⇒速く身体を動かせる筋力と加速度のついた身体を操作する能力が低下している可能性があります。
これはあくまで参考程度ですが、これ以外にも考えられる原因はあると思います。
以上、チェックにあてはまった項目がどんな能力と結びついているかを確認されましたら、機能低下している能力に対する対処法についての運動やトレーニングにより、早期に対処することで進行を遅らせたり、転倒予防や介護予防に繋げることができると思います。
ぜひ、試してみて欲しいと思います。
また、それでも自分でセルフケアすることに不安があるような方は神奈川県南足柄市にあるネコノテカフェさんでロコトレ講座を開催しています。
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