40代、50代のうちは体力が落ちたことを感じても、さして日常生活まで影響が出るなんてことは少ないですよね。
でも、実はこの時から体力・筋力の低下は進んでいます。進んでいますが、日常生活に支障がない程度の体力・筋力の低下なので、生活に困ることはないだけです。
そんな体力・筋力が同年代と比較して自分はどの程度なのか?どのくらい低下しているのか?など、解説していきたいと思います。
この記事を読み進めると自分が同年代と比較したときに、どの程度の体力なのかがわかると思います。
【年代別筋力の平均値~握力編~】
【年代別筋力の平均値~下肢筋力編~】
CS‐30テスト(30秒椅子立ち上がりテスト)実施方法
【年代別持久性体力の平均値~1分間足踏みテスト~】
1分間その場足踏みテスト実施方法
【3つの体力測定でわかること】
・握力測定
握力測定では握力と全身筋力を推測できます。ですが、全身筋力は数値として出てくるわけではないため、維持傾向なのか、低下傾向なのか、向上傾向なのかという傾向を把握することに役立ちます。
・CS‐30(30秒椅子立ち上がりテスト)
CS‐30テストでは下肢筋力(下肢筋出力と下肢筋パワー)を評価することができます。同年代と比較したときに、自分はどのレベルなのか?どの程度、筋力が低下してきているのか?を把握することができます。
・1分間足踏みテスト
1分間足踏みテストは全身持久力(体力)を把握することができます。これは酸素利用能力を推測することができ、心肺機能の低下を推測することができます。易疲労性(疲れやすい)などの症状とともにエネルギー代謝機能の低下などとも関連があります。
【まとめ】
体力テストは自分がどの程度の体力なのか?筋力なのか?そんな気付きを与えてくれる材料として役立ちます。日常生活に支障が出てしまったり、身体に悪い影響が出てしまってからでは、改善するためのトレーニング(全身持久力を上げたり、筋力を上げたり)をすることに大変な努力を必要とすることがあります。
楽しく運動やトレーニングをできる人にとってはさして努力は必要がないことかもしれませんが、運動が苦手であったり、嫌いであったりすると、運動を実践するまでのハードルが好きな人とは比較ができないほどに高く感じるのではないでしょうか。
だからこそ、日ごろの生活習慣からちょっとの工夫で体力を落とさない習慣を身に着けたり、やりたくない運動を極力少なくして、ちりも積もれば山となる方式で積み重ねることで、高齢期の体力を温存していくことも必要だと思います。
そのために日本人の1日の平均歩数~日本人の目標歩数程度は1日の習慣として行っていくことで、筋力の低下を緩やかにすることができます。《筋力を落とさないためにオススメしているある生活習慣》の記事を参考にされると良いと思います。
では、今回はこの辺で\(^o^)/ フィジカルトレーナーの金盛智也でした!!
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